もも

桃のお届け時期の目安と品種

タイプ品種時期
早生品種はなよめ6月中旬
早生品種日川白鳳6月中下旬
早生品種加納岩白鳳(かのいわ)7月上旬
早生品種みさか白鳳7月上旬
早生品種夢みずき7月中旬
中生品種白鳳7月中旬
中生品種浅間白桃7月下旬
中生品種嶺鳳7月下旬
中生品種なつっこ7月下旬~8月上旬
晩生品種川中島白桃8月上中旬
晩生品種つきかがみ(黄桃)8月中旬
晩生品種幸茜8月下旬

浅間白桃
食味に非常に優れた品種として中生品種の主力となっている品種で、多くの桃農家は、“贈り物には浅間(白桃)”と考えています。

その浅間白桃ですが、2018年の秋に通った台風の影響で山梨県内では枝が折れるなど多大な被害が発生しました。本年もその影響は続いていますが、贈り物用に人気の高い浅間白桃をより美味しくお届けできるように、これからもより一層励みたいと思っております。

嶺鳳(れいほう)
「あかつき」の枝変わりを選抜した品種で、糖度が高く、果汁が多く、食味に優れると言われています。あまり市場に出回らないことも特徴の1つです。

なつっこ
この「なつっこ」は、長野県の果樹試験場で「川中島白桃」と「あかつき」を掛け合わせて育成された桃で、2000年に品種登録されました。

なつっこは、数ある桃の種類の中でも最も果皮の着色の良い桃なので、その色の濃さに驚かれる事もあるかもしれませんが、大丈夫です。たくさんの日光を浴びる事で着色をしながら、熟成しているのです。

桃の「ほっぺ」と呼ばれる部分には、泡のような白い斑点が見える事があります。これを農家の間では「泡」と呼ばれています。この「泡」は糖が集まっている証拠で、追熟して甘味を増したバナナに見られる茶色の斑点(シュガースポット)と同じと言われています。なつっこには、この「泡」が多く見られます。

また、なつっこは、収穫してもしばらくは固い桃なので、柔らかい桃がお好みの方はしばらくそのまま常温で置いて待っていて下さい。少し香りを感じるようになったら冷蔵庫に入れて、2~3時間冷やしてからお召し上がり下さい。

みさか白鳳
この桃は、山梨県旧御坂町の北浦精次さんが白鳳の枝変わりとして発見育成された品種で、平成元年に品種登録されたものです。

乳白色の果肉はやわらかく繊維がやや多めで、果汁が多く、香りが良いのが特徴です。

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